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ペットのアゲハの 盆栽展


 
盆栽写真
つるうめもどきです。


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つるうめもどきが立派です。
山野に普通に生える大型の蔓植物で雌雄の別があり盆栽には雌の方を使います。
大きいものは直径20センチにもなります。
花は見る程の物でないが、秋から冬に熟して割れ中から朱色の実が覗くと美しく実物盆栽として育てられる。
蔓植物なので放置すると蔓がどんどん延びて始末に困る。
また、蔓を小まめに摘み込んでいると実が留まらない。
適度に生長を逃がす枝と実を付ける短枝を発生させることと、雄木を傍に置いて受粉させる事がコツといえようか。
実が付けば枝が少し纏まっていなくても鑑賞することができる。

約3年の間、柱に樹勢をつけるために枝を伸ばしていたのが作業前の姿である。
いいかえると、手があまり入っていない状態で、頭部が強く枝の内部はやや枯れ上がってきている。
この状態を蒸れるといい、外側外見では元気よく育っているように見えるのだが、鉢植えでは難かしい問題なのである(切り込みたくとも葉がないので追い込めない)。
もしこのまま数年おけば、混み合った下枝などは樹勢を落とし、枝枯れすることは間違いない。

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