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![]() 五葉松です。 ゴヨウマツは山地に生え30メートルにも育ちます。 枝は横に向かって伸び、葉は柔らかく5本に分かれています。 葉といっても短枝で成長点が折れたりした時はここから伸び出します。 | ||
![]() 五葉松がすごいです。 五葉松の葉はいろいろとくせがあります。 ラセン状に伸びたり方向が不ぞろいな伸び方をします。 葉が短くピーンと真っ直ぐであれば四国五葉といわれるほど。 古くから赤石山や石鎚山から葉性の良い五葉松が産出されました。 また、東北の吾妻五葉や那須五葉が葉の太いパリッとした葉性の良い五葉松として産出されました。 古くから宮島五葉というものが広島から出ていますが、接木仕立てで原産地が分らないものもあります。 ある地方では五葉松を山へ返しているという情報があります。 返す山は五葉松の生えていた山。 火口からは硫黄を含んだ火山ガスが噴出されていて、このガスで五葉松が狩れて行っている。 枯死した五葉松の木立が残っている。 中腹にかけて枯死した五葉松が混在している。 自然が生み出す有毒ガスだけでは無いかもしれないが、自然は常に変化して行くのでそれに伴う植生も変わっていく。 一部の人々が大変重要に思う固体でもこの変化の中ではただ枯死するのみであろう。 そこで、一部の人々が大切だと考える固体から採取した種子を育てて生育できる場所に移植しているのである。 自然を愛する人々の中でもそれを大切に思う考えが色々と有り特定の系統を人的手段で変更するのはどうなのでしょうか。 それは死を救えるのは何か、人間の知恵かもしれない。努力してみよう。 こうして五葉松の苗木を山に返す作業が行なわれている。 山の広さからすればケシ粒のような努力かもしれない、それでも努力してみよう。 それでも続けて、自然と共に生きて行こう。 という考えはケシ粒程度で収まっている方が良いのかもしれない。 | ||