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ペットのアゲハ 盆栽展

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盆栽写真
クロマツです。
クロマツは古い枝からは芽をだしません。
雑木のように枝をブツ切りしてそこから枝を出し直すという作り方は出来ないのです。
枝伸びしてしまってはいけないので、フトコロに葉や芽を残すことが後々の事を考えると大切になります。

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クロマツの葉は緑色が濃く太くて真っ直ぐなものが良いのです。
葉の長さは短葉法という盆養技術で解決できます。
短葉法とは春に伸びた芽を初夏に全て切りとって再度芽を出させると鑑賞時までに短くまとまるのです。
この短葉法が行なわれる前は水や肥料を控えて育てていました。
短葉法は画期的な方法なのです。


鉢合わせという言葉があります。
植木のように生育している段階から、形を付けて盆栽に成るに連れ鉢も釣り合ったものに替えていきます。
展示会に出す場合はもちろん見栄えを第一に考えますが、育てている段階では駄温鉢といった鉢が樹の育成も良く展示会用の鉢に替えるにも替えやすいのです。
鉢合わせを行なう場合のポイントは盆栽の目指している景色に合う形、例えば平地を表す場合は広がりのある平鉢を選び岩場や崖に生える姿を表す場合は深めの鉢を選びます。
色は葉・花・実などの一番の見所を表す時の色と反対に近い色を使います。
例えば紅葉のもみじに対して青い鉢という感じです。
鉢模様は幹肌のすべすべした雑木には釉薬ものを松などの荒れた肌には泥物の鉢を使います。
形としては、枝の流れ広がりを元に方円の鉢を選びます。
しっかりと重々しい樹形の松には角形の鉢を、躍動する動きのシンパクには丸鉢を。
鉢の形や価格にはいろいろあります。
鉢合わせは楽しみましょう。
高い山に育つ米栂や北の蝦夷松は夏に鉢が焼けつくので白い色の鉢を選びます。

農業関係では、野菜などの根に瘤を作る『根瘤線虫(ねこぶせんちゅう)』の悪名が高いが、植木や樹木関係では、根を腐らせる『根腐れ線虫(ねぐされせんちゅう)』の他、近年では、赤松を枯らす『松のザイセンチュウ』などが知られてきた。
これら植物に加害する病原体や、病原菌などのうち、④の線虫は動物であるが、②の細菌と③の菌類はいずれも下等な『植物』である」(実はこの『植物である』ということが、病害虫を取り扱ううえで重要な問題なのである。
) 枝枯れ病の正体を追え。

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