一見白熊のような外見で、ゆったりとした動作をしますので、大変威厳がありますが性格は、穏やかです。
主に、ピレネー山脈スペイン寄りの地域で、家畜の護衛犬として活躍し、フランス王朝にも愛されたということです。
20世紀の初頭には絶滅の危機に瀕したが、今日では欧米諸国を中心に定着しています。
護羊犬として働いていた頃には、敵と判断すると襲いかかり、とても戦闘的な犬でした。
その後は改良が加えられ、飼い主に忠実な親しみやすい犬になりました。
とはいえ、今なお警戒を怠ることがない点では変わっていません。
そのため、潜みもっている闘争心を表にださせることがないよう、早期から忍耐強い訓練を重ねる必要があります。
盲導犬を選ぶときは固体の性格を検査していましたが、DNAを調べる事で判断できるそうで、これから分る事は元々の血統が性格に関わっているという事を理解しておく必要があります。
体質的には、寒さに非常に強く、暑さに弱い犬です。
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