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奥浜名湖の細井遺跡
5月5日待ち遠しかった奥浜名に到着しました。
名を聞きて
王朝の貴女ときめきし
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車窓よりはるけく望む奥浜名湖
東名の橋清かに浮かぶ。
展望の中に
光と緑がある
そよ風と
さざ波がある。
清水みのる
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村の揚水場のそばで一匹の小さい黄色の雑種犬に出会った。
ちびイヌは死にそうな恐怖に襲われて、戸が開いている村の雑貨屋の店に逃げこもうとした。
激しく雄犬を追いつめ、横っ腹にぶつかり、前にも書いた投げとばすようなしぐさで体当たりした。
そのためにちびイヌは店先から路上に跳ね飛ばされてしまった。
稲妻のように素早くちびに圧し掛かり、再三突きとばした。
ちびはそのつどひどい苦痛に見舞われたかのようにキャンキャン鳴き、ついには敵に向かって命がけで噛みついた。
唸ったり、顔をしかめたりせず、噛みつかれても意に介さず、表現される恐怖は、黙って突きとばす動作を続けていた。
雄犬はこのちびを喧嘩相手としてはまったく軽蔑していたので、口をあけるにも値しないと考えたのである。
しかし雄犬は、雌犬が発情しているときにしつこくわか家の庭に姿をみせたこの黄色いイヌを憎んでおり、いまこのちびに対する怒りをこうした手荒なやり方でぶちまけているのであった。
実際の痛みが感じられるより先に苦痛の叫びでイヌは口のはしの一定の位置によって特徴づけられる。
口のはしがひどく引きつるので、口腔の粘膜が巻きこまれて露出し、唇に黒っぽい輪郭となって現れる。
こうしてイヌの顔は、多くの場合これに伴う鳴き声とともに、人間の尺度からしても、奇妙に哀れっぽい表情をみせることになる。
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