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ペットのアゲハの細井遺跡
展望の中に
光と緑がある
そよ風と
さざ波がある。
清水みのる
山モミジは普通鉢植え、.小物鉢植え。
両方において、長く人気を保ってきた樹種である、現在でも雑木鉢植え樹種中第一の需要を保っていることに変りなく、良い素材や骨格の優れた半完成品を求める趣昧者は多い。
それだけに山モミジは、素材の不足が叫ばれており、棚場で良い素材が見つかれぱ引張りだこになる状況が長く続いている。
素材の不足は無論山モミジに限ったことではないが、山モミジは特にそれが目立つようだ、優れた素材は、作り出されてから愛好者の棚に入るまでの足が速く、目に付きにくい。
また素材が実生や取り木、挿え木等による培養によるため、山モミジ特有の良さが表れるまでに時間がかかることなどが素材の不足の印象を強めていると思われる。
小品鉢植えにおいての山モミジも素材の供給が少く、かつ骨組みのしっかりした良品のものはさらに少くなりつつある。
ここに紹介するのは、庭木や、山に自生する山モミジ原木からの小品鉢植え作りである。
自然樹や庭木から山モミジ鉢植えを作り込むーこう表現すると、これまでの多くの技術書でくり返されてきた方法と思われるかもしれない。
斜幹木、模様木、または双幹体V11どちらかというと柔らかさのある樹形ですから、楕円鉢、それもやや浅めの鉢が映りがよいでしょう。
枝の張りが強い場合は、外縁か袋式を用いるとよいでしょう。
また斜幹には正方形(升形)がよく似合う場合があります。
株立ちで丈の高い樹は、中深の長方形、枝が横に張った樹にはやや浅めの長方形か楕円形が映ります。
根連り、寄せ植えで概して、浅めの楕円であまり縁の強くないものがよいでしょう。
つまり切立状のものです。
ただ、文人調のものはごく浅い皿状のもの(南蛮皿)を使って効果をあげるケースが多いようです。
また寄せ植えの場合は、鉢面を十分にとれるものを選ぷことは言うまでもありません。
石付きで長方か楕円の浅めの鉢が似合います。
もし島や滝の景観をつくりたいのであれぱ、.水盤か銅盤がよいでしよう。
懸崖.半懸崖で懸崖は下方鉢か深さのある丸形、升形などが似合います。
半懸崖には輪花式か木瓜式、あるいは額面などを施した重厚な味をもった中深の丸形か升形などがよく映ります。
文人木は朱泥、紫泥などの渋い味のある丸鉢が合います。
そして樹に対して小さめの鉢がよいでしょう。
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