TOPへ  >   [戻る]

ペットのアゲハの細井遺跡2

石碑


素材選択。
基本的には一曲ある部分があればよい極論すれば、この一曲さえなくてもつまった節間の一節さえあれぱ、可能なのであるが、完成まで最短時開で作ることが、当面の問題であるため、基本型をこの一曲ある素材におく。
(イラスト、現物等参照) 小物のボンサイとしての基本を踏まえ、かつ将来性ある樹形の作出が目的であるから、素材当初のこの一曲の役割は大切となってくる。
素材発見、または計画から取り木等、培養を経て、約7-8年で大体の骨組み、枝順の基礎ができあがる。
一曲ある素材とは。
自然樹あるいは庭木に、一曲ある部分を見つければよい。
この曲のある部分は根元部分の古肌を帯びた辺りでもよいし、枝先の青昧のある部分でもよい 。
山樹の素材で全体的な山モミジ鉢植えに適したものを見つけるとなるとほぽ不可能に近いのが現実だが、この一曲ある部分を見つけれぱよいのである。
山モミジの探繋で自然でなければできないような屈曲ある部分の面自さを見つけれぱよいのである。
具体的にはすでに自肌となり、急激な曲の部分であり、太みは2p〜7p以上あってもよい。
目的の樹高が10p程度、15p・20p以下等いろいろであるが、太さと曲のまがりの程度によって様々あると面自いと思われる。
庭木などで曲をつくっておくことも可能性の高い方法である。
この場合、曲付けする位置に注意したい。
春伸長し、節間を伸ばして夏期を通し伸びつづけた山モミジは、秋に 入ると節間がつまってくる。
この部分に一曲をつけておくのである。
節間のつまった部分を利用するのは、山モミジ小品鉢植え作りの最も大切なところである。
このシリーズを通して、いかに節間をつめて作るかをくり返して紹介してゆきたい。
では、色調とのつリ合いはどうでしょう。
鉢植え鉢には泥ものと租薬ものの別があることは既に述べました。
そして、泥ものには朱泥、紫泥、鳥泥、自泥、黒泥などがあり、租薬ものには自交肚、鈎窯、海鼠などがあることも既述のとおりです。
では、これらの鉢の色調を鉢映りという点で見た場合について考えてみましよう。
<マツ類類V11無和の泥ものには、大地を連想させる渋味があるとよく言われます。
これは素地土そのものの味かも知れません。
泥もののこの持ち味は、マツ類類の「わび」「さび」の趣によく似合い、相互に生かし合う一体感があります。
ですから、マツ類類には原則として朱泥、紫泥、鳥泥を主とした泥ものが使われますが、これは、日本の伝統的美意識から選ばれ定着したものでしょう。
ただ例外的に、自い舎利幹の真柏を紅泥の鉢に植えて豪快さを強調したり、また蝦夷松の寄せ植えや根連リを、自交肚に植、疋て、自砂青松の美を表現することもあります。
基本は基本として心得て、その上で工夫するのも楽しいものです。

お好み  TOPへ 戻る
犬猫うさぎの抜け毛取りブラシ ピロコーム   ピロコームの詳細説明  Philocomb   日曜ブドウ園,